恋愛というのは気楽にはじめるのがいいかも

25歳くらいの頃からか、身の回りで結婚だの彼氏だのという話が蔓延し始めていた。

しかし職場はオジサンばかり、毎日職場と家の往復で代わり映えのしない日々を送っている私にはどうやってそんな相手を見つけるのかが不思議でしょうがなかったのを覚えている。

しかも趣味が漫画好きのゲーム好きのいわゆるオタクという奴で、同じ趣味の友人とつるむことが多かったので、ますます縁遠い毎日でした。

ある日、友人の一人から呼び出され「いま友達の中で彼氏がいないのは私とアンタだけになってしまった!○ちゃんに至っては結婚ももうすぐらしい!このままでは一生寂しいことになるので、二人で相手を見つけるのを頑張ろう!合コンの話があったら教えるので、アンタもそういう話があったら私を誘って欲しい!」との事だった。

合コン…あぁTVではよく聞く単語だけど、オタクな私にそんな話があるわけねぇだろ…と思いながら友人に相づちをうっていた(その友人も私がオタクということを知らないのでしょうがないのではあるが)後日、その友人から「仕事終わったら焼肉行かない?知らない人何人か来るけどいいよね」と電話が入り、仕事後でハラペコだった私は「行く!焼肉!ビール♪」と二つ返事で待ち合わせ場所へ行くと、妙にお洒落して普段はかないようなスカートの友人とその友人がいた。

「珍しいねぇ」と言うと友人は「まぁね!」とだけ。そして焼肉屋へ着くと殿方が三人…あぁ…これが合コンってやつか…っていうか電話の時点でそう言えよ!焼肉だから汚れてもいいやといった風のジーパンとTシャツで着ちゃった私ってどうなるのよ!と思っても後の祭りである。

いいさ!開き直れる!もう怖いもんないわー!と人生初の合コンはとてもリラックスして望めましたよ!普通にガンガン肉食べて、ビール飲んで…結果友達が4人増えました(彼氏ではない男3人+友人の友人の女の子)そうか!別に彼氏じゃなくても友達増やせばいいんだ!と変な風に合コンを気に入ってしまい楽しくなってきました。

新しい友達から、更にお誘いがあったり、職場はオジサンばかりだけど取引先には同年代がいたので合コンの話をつけて友人を誘ったりと、25~28歳くらいは彼氏こそ出来なかったけれどそこそこ楽しい毎日だったりしました。

オタクな友人には「合コン女王」などというあだ名がつけられてしまいましたが…女王は普段着で現れたりはしないだろう。

そして友人は結局両親が勝手に申し込んだ結婚相談所であった人と意気投合してしまいあれよという間に結婚してしまい、私に至っては28歳の時「今日はたいした人いないけど焼き肉だからがっつり食べて帰ろう!」と友人話しながら挑んだ合コンで今の旦那となる人と出会ってしまったのでした。

なんだか婚活!と意気込んだ時よりかる~く考えた方が人生うまくいくのかなぁと思った20代後半でした。