まさか自分が同級生と結婚するとは思ってもみませんでした

大学入学とともに上京して、ほとんど地元には帰る機会もないまま、卒業後も何年もたっていました。

就職して地道に働き、何とか一人で都会暮らしをしていたある日、本当にいつもの日常と変わらなかったあの日、驚いたことに、小学校時代の同級生の男の子と、偶然ばったりと街中で会ったんです。

もう男の子という年齢ではなく、私も同じ年ですから、お互いにいい大人になっていました。

でも、不思議なことにわかったんです、お互いにすぐに。小学校卒業以来、交流はなく、中学時代もほとんど会ったことがなかったのに、二人ともばったり会った瞬間にわかったんです。

地元から離れた場所で、こんなにも偶然再会して、お互いにすぐに相手を認識したのですから、その後の展開はとても早いものでした。

すぐに連絡先を好感し、一緒に食事に行く約束をしました。食事に行っても、懐かしさのあまり会話が途切れることはなく、いつまで一緒にいてもとても楽しかったのを覚えています。

その時には、まだお互いがお互いを恋愛対象として意識してはいませんでしたし、またそのことが、何も気にせずに会い、会話が弾んだ要因だったのかもしれません。

しかし、会う回数が増えるうちに、もっと一緒にいたいとお互いに考えるようになり、やがて恋愛関係へと発展、結婚しました。
お互いが一緒にいて安心していられるという感情を持てたことが、結婚につながった一番の理由です。

二人とも、まさか小学校時代の同級生と結婚しようなどとは夢にも思っていませんでしたので、お互い驚いていますが、それよりも驚いたのが、両家の両親でした。

二人ともほとんど地元には帰っておらず、結婚相手を紹介するといってお互いの実家に行ったときには、どちらの両親も本当にびっくりしていました。

地元では、実家同士も近所で、親同士はもともとの知り合いだったからです。

結婚した今でも二人で話しています。一緒にいた小学校時代は、お互いに全く何の感情もないただのクラスメイトだったのに、その二人が将来、本当に偶然離れた場所で出会い、結婚してしまうということがあるという、不思議なことがあるものだと。

小学校時代から、赤い糸で結ばれていたのでしょうか。当時は全く気が付きませんでしたが、離れていた時期も、その糸が切れないでくれて、本当に良かったです。